Sweet Life
(Books on Books)

Errata Editions , 2012

Ed van der Elsken(エド・ヴァン・デル・エルスケン)


Books on BooksシリーズはErrata Editionsによる、貴重なフォト・ブックを再現するプロジェクト。写真集自体を復刻させるのではなく、本の全内容を高品位に複写して新たな本として紹介しています。
いままで、アレクセイ・ブロドビッチ、ウォーカー・エバンス、ウィリアム・クライン、高梨豊などの入手困難なフォト・ブックが取り上げられています。ただし再版ではないのでご注意ください。

Books on Booksシリーズの第13弾は、これまたレアブック市場で非常に入手困難だったオランダ人写真家で映画制作者エド・ヴァン・デル・エルスケン(1925-1990)の「Sweet Life」。オリジナル版は1966年に4カ国版(米国、ドイツ、スペイン、オランダ)、1968年に更に2カ国語版(フランス、日本)が刊行されています。
彼と妻の二人は1960~1961年にかけて、二つの雑誌の仕事とオランダのテレビ局の給費を元手に14カ月に渡る世界旅行に出ます。帰国後6年が経過したのちに旅行記として「Sweet Life」を発表。本書はロバート・フランクが写真集「アメリカ人」で探求した、写真によるパーソナル・ドキュメンタリーの系譜の作品。フランクが米国内だったのを世界を舞台に自己を探求しています。
テキストとデザインも本人が手掛けており、濃いグラビア印刷、大胆なトリミング、裁ち切りの見開きページなどの斬新なレイアウトを行っています。当時のプロヴォーク時代の日本の写真界にも多大な影響を与えています。

ハードカバー: 216ページ、サイズ約24X18cm、
モノクロ図版約120点を収録。