Ed Ruscha and Some Los Angeles Apartments

J Paul Getty Museum Pubns, 2013

Ed Ruscha (エド・ルシェ)


エド・ルシェ(1937-)は米国人アーティスト。ありふれたモチーフをシンプルかつグラフィカルに撮影した写真作品や、フォトブック、絵画、ドローイングなどで世界的に知られています。特に1962年に発表したコンセプチュアルなアーティスト・ブック"Twentysix Gas Stations"は有名で、アートの概念を変えたと高く評価されます。その後に相次いで発表されたスモール・ブック・シリーズは他のアーティストに、コンセプト、サイズ、デザイン面で多大な影響を与えています。

本書は2013年9月まで米国のJ・ポール・ゲティ美術館で開催されている"In Focus: Ed Ruscha"展に際して刊行されたもの。ルシェの38作品を紹介するとともに、アーティストの写真に対する考えの進化をたどるエッセーを収録。当初、写真は自費出版目的で撮られていましたが、しだいにフォトブック自体が表現そのものとなっていきます。同館キュレーターのヴァージニア・ヘッカー(Virginia Heckert)は、カールトン・ワトキンズ、アジェ、ウォーカー・エヴァンズやルシェの影響を受けた現代写真家を引用し、ルシェと地域建築物をテーマとしたドキュメント写真の歴史とのつながりを探求しています。

ペーパーバック: 100ページ、サイズ20.3 x 1 x 25.4 cm、
図版38点を収録。