Viviane Sassen: In and Out of Fashion

Prestel, 2013

Viviane Sassen(ヴィヴィアン・サッセン)


ヴィヴィアン・サッセン(1972-)はオランダ・アムステルダム出身のファッション写真家。いま欧米で最も注目されている写真家の一人です。医師だった父親の仕事の関係で幼少期はケニアに在住します。アーネム王立芸術アカデミーでファッションデザインを専攻後に写真を学びます。
彼女の写真はカメラやモデルのセッティングや演出に特徴があり、モデルはときにまるで彫刻のように体を不自然な格好に曲げたり、顔を隠したり、独自のメークが施されます。その色彩豊かで、直感的、創造的な写真世界は、エロティックかつシュールで瞑想的です。いまでに、i-D、Numero、Purple、AnOther Magazine、Dazed & Confused、Fantastic Manなどの雑誌から、ステラ・マッカートニー、アディダス、カルヴェン、バーグドルフ・グッドマン、ミュウミュウ、エム ミッソーニなどの広告を手掛けています。最近は資生堂「花椿」の表紙も撮影しています。
2000年以降は、アフリカ大陸を縦断してプライベート作品にも取り組み、それらは写真集「Flamboya」(2008年、Contrasto刊)、「Parasomnia」(2011年、Prestel刊)として発表されています。2011年には彼女の写真が世界的なフォト・フェアのパリ・フォトのビジュアルに採用され注目されます。また同年にニューヨーク国際写真センター(ICP)「Infinity Award」を受賞しています。

本書は彼女の約17年に渡るファッション写真をコレクションしたもの。2012~2013年にかけてアムステルダムのHuis Marseilleで開催された同名の回顧展に際して刊行。ハードカバー: 258ページ、サイズ23 x 2.9 x 28 cm、約250点の図版が収録されています。