At Zenith

Steidl, 2014

William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)


空と雲を撮影した抽象的な写真作品では、アルフレッド・スティーグリッツ(1864-1946)のモノクロによる"Equivalent"シリーズがよく知られています。本作はシリアス・カラー写真の元祖として知られるウィリアム・エグルストン(1939-)が、カラーで制作した空と雲をモチーフにした作品です。

1978年ウィリアム・エグルストン(1939-)は音楽ライターのスタンレー・ブース(Stanley Booth)とジョージアからテネシーへのロード・トリップを敢行します。彼は旅の途中で、クルマの窓からポラロイド・インスタント・カメラで南部の空を撮影します。それらの写真は古典的フレスコ画の断片を思い起こさせる雰囲気でした。次の日には彼は地上に横たわりながら「celestial zenith(天空の頂点)」の撮影を続けます。それらの作品は1979年に"Wedgwood Blue"という限定アーティスト・ブックにまとめられました。
本書の収録作は、その時の作品群から新たにセレクションされたもの。2013年の秋にガゴシアン・ギャラリー・ニューヨークで開催された写真展に際して刊行されています。

ハードカバー: 88ページ、サイズ33.2 x 25.4 x 1.4 cm、
約40点の図版を収録。

ウィリアム・エグルストン プロフィール