Uelsmann Untitled: A Retrospective

Univ Pr of Florida, 2014

Jerry Uelsmann(ジェリー・ユールスマン)


ジェリー・ユールスマン(1934-)は、約50年以上にわたり複数枚のネガを合成する「マルチ・プリンティング・テクニック」と自身が呼ぶテクニックで制作される合成写真に取り組んでいる米国人写真家です。彼は、現実世界のドキュメントよりも自己の内面世界を想像力を生かして表現しようとしてきたのです。
いまではパソコンと画像処理ソフトで簡単にできる作業を、彼は60年代から暗室でアナログで行ってきました。彼は、「カメラは基本的には世界の探求を許可するものだ」と語っています。その画像を変形させるシュールな作品は現代アート系写真の先駆けでもあり、世界中の多くの写真家、アーティスト、オーディエンスを魅了し、影響を与え続けてきました。いまでは彼の作品は世界中の美術館にコレクションされています。

本書は代表作と一部の未発表作を通して、彼のいままでキャリアを本格的に回顧する1冊。彼のテクニックの進化と、一貫して揺るがないヴィジョンを示しています。ハードカバー: 266ページ、サイズ 27.4 x 24.8 x 2.9 cm、約204点の図版を収録。