Eye to Eye

Cityfiles Pr, 2014

Vivian Maier(ヴィヴィアン・マイヤー)


ヴィヴィアン・マイヤー(1926-2009)は、2007年にシカゴの歴史家ジョン・マーロフにより再発見された米国人アマチュア写真家。2011年に写真集"VivianMaier: Street Photographer"がpowerHouse Booksから刊行され、 その存在が多くの写真ファンに注目されるようになります。
彼女のストリート写真は、ヒューマニストの視点とともに、高いレベルの、美しさ、感動、ユーモラスさを持っていました。戦後アメリカの都市生活の生の情景が切り取られていた収録作品は数多くのメディアに 絶賛されます。いまでは、ダイアン・アーバス、ヘレン・レビット、リゼット・モデル、ウォーカー・エバンスらと並ぶ優れた写真家と評価され、欧米の美術館やギャラリーで数多くの写真展が開催されています。

本書は"Vivian Maier: Out of the Shadows"(Cityfiles Press、2012年刊)の著者Richard CahanとMichael Williamsにより新たに編集されたもの。"Eye to Eye" では彼女がどのように初対面の数多くの被写体と一瞬でも親密な関係性を構築し写真撮影ができたかを探求しています。収録写真は、彼女が被写体らを立ち止まらせ、言葉を交わし、細かい観察などを行い、常に自分の周りの人たちと繋がっていたいと切望していたことを示しています。全く新しい被写体との出会いは、写真家が意識的であればどこにでもあるのです。ここでは、アメリカ国内をはじめ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカなど世界12以上の国で撮影された作品が収録されています。
写真家のジョエル・マイロヴィッツは「彼女は写真を撮るとき、どれくらい誰かの顔の近くまで入ることができるかを見ていました。全くの見知らぬ人のスペースの中に入ることができて、彼らに受け入れてもらうことができたのです。そして写真家と被写体の二人が、共鳴しあうような存在になる瞬間を発生させたのでしょう」と語っています。

ハードカバー: 207ページ、サイズ 24.1 x 21.4 x 2.5 cm、
多数の図版を収録。

ヴィヴィアン・マイヤー プロフィール