Wim Wenders:
Written in the West, Revisited

Distributed Art Pub Inc, 2015

Wim Wenders(ヴィム・ヴェンダース)


ヴィム・ヴェンダース(1945-)は、いま最も成功しているドイツ人映画監督の一人です。また、彼は多才なアーティストとしても知られており、画家、俳優、作家、写真家としても活躍しています。特に映画と写真との相性は良く、多くの写真作品は映画のロケ地探しの時に制作されています。彼は映画監督として活躍する一方で写真家人生も続けてきたのです。

1983年後半、ヴェンダースはいまや代表作の「パリ・テキサス」が最も生かされる、荒涼としたアメリカ西部での撮影場所、撮影対象を探していました。テキサス、アリゾナ、ニューメキシコ、カリフォルニアを車で走り抜け、ヴェンダースは巨大で荒涼としたアメリカ西部の、濃厚で他にはない光と色に強く引き付けられます。その地は20世紀でさえ、カウボーイとアウトローを彷彿させ、そしてフロンティアの神話でおおわれていました。この旅の過程から制作された"Written in the West"シリーズは、1986年にパリのポンピドー・センターで初展示され、1987年にSchrimer/Mosel社から、英語版は2000年にteNeues社から刊行されます。

本書は長らく絶版だった同書の待望の改訂版です。ヴェンダースは、映画タイトルになったものの実際の映画は撮影されなかったテキサスのパリでの写真を今回初めて15点収録。この眠ったような静かな町での写真撮影は、彼が愛用していたプラウベル・マキナ67カメラの故障により、フジ6X4.5カメラが使用されています。

ハードカバー: 108ページ、サイズ 26.2 x 2 x 24.1 cm、カラー約58点が収録されています。