Olivo Barbieri
Ersatz Lights: Case Study 1, East West

Hatje Cantz Verlag Gmbh & Co Kg; Bilingual版, 2015

Olivo Barbieri(オリボ・バルビエリ)


オリボ・バルビエリ(1954-)は、大判カメラとチルト・シフト・レンズを使用した風景写真で有名なイタリア人作家です。高所から逆アオリのテクニックで撮影された写真は、狭いエリアに鮮明にピントが合い、その他部分がピンボケ気味にぶれています。それらはまるで模型のジオラマを見ているようで、見慣れたはずの風景でさえ新鮮に感じられます。
バルビエリは作品を通して、人間の生活環境の知られざる側面を露わにしています。作品シリーズでは、中国や米国の都市部、ドロマイト山脈、アルプスなどの自然環境、ジンバブエ、アルゼンチン、カナダの名瀑などが撮影されています。2003年~2013年にかけて、彼は世界中の40以上の巨大都市を撮影しています。

本書はバルビエリが世界中で撮影した、夜のランドスケープとシティースケープを初めてまとめたものです。彼は80年代のイタリアから夜の撮影を続けています。人工光の環境下で長時間露光で撮影された作品群は、私たちが夜間に感じる疎外感をより強調しています。彼は"私は人工の光線は、存在に切れ目を開ける可能性をもつ装置であり、解釈の新しい手がかりを提供すると理解している"と語っています。

ハードカバー: 224ページ、サイズ 約30 x 24 cm、カラー約194点の図版を収録。