Other Americas

Aperture, 2015

Sebastião Salgado(セバスチャン・サルガド)


セバスチャン・サルガド(1944-)はブラジル出身のラテン・アメリカを代表するフォトジャーナリストです。
経済学者として国際コーヒー機構に勤務後に写真家に転身。シグマ、ガンマなどの通信社を経て、1979年より「マグナム」のメンバーとして活躍。1994年には独立して、自らの写真を扱うAmazonas imagesを設立しています。
彼は徹底的な情報収集による冷徹な現実認識を行い、明確な世界観を持って被写体の内面に入り込んで撮影することで知られています。

本書は、いまやフォトブックのクラシックに数えられ、今までに数多くの写真賞などを受賞している「Other Americas(もうひとつのアメリカ)」の待望の再版です。オリジナル版は、1985年にフランスの出版社Contrejourから刊行。(米国版は1986年Pantheon刊)
サルガドは、1977年~1984年にかけてブラジル、エクアドル、ボリビア、ペルー、グアテマラ、メキシコなどののラテンアメリカ諸国を訪れます。彼は同地域における宗教、政治環境の変化が特に地場の文化と伝統的なライフスタイルに与えた影響をドキュメント。厳しい状況下に生きる農民、先住民族のポートレート、激変する風景、地域の生活、地域に残る精神的な伝統習慣を撮影しています。
これらの写真作品は、コロンビア人のノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケス(Gabriel Garcia Marquez) が紡ぎだすのと同様な、魔法のようなストーリー性を持っているとも評価されています。

ハードカバー: 127ページ、サイズ30.5 x 24.9 x 2 cm、
モノクロ50点が収録されています。