Viviane Sassen: Umbra

Prestel; Reprint版, 2015

Viviane Sassen(ヴィヴィアン・サッセン)


ヴィヴィアン・サッセン(1972-)はオランダ・アムステルダム出身。いま世界中で最も称賛されている写真家の一人です。2011年に彼女の写真が世界的フォト・フェアのパリ・フォトのビジュアルに採用され注目されます。彼女の写真の特徴は、ユニークなカメラのセッティングとモデルのポーズ、メークの演出にあります。その色彩豊かで、直感的、創造的な写真世界は、エロティックかつシュールで瞑想的です。

この最新のフォトブックでは、一連の素晴らしい作品で彼女が度々取り組んでいる影(Shadow)のコンセプトをさらに探求しています。影を私たちの不安や欲望のメタファー、過去の記憶と未来への希望とのシンボル、また想像力と幻想の喚起するものとして提示しています。サッセン作品は、リアリズムと抽象との巧みな相互作用を持つことで知られています。
本作でその特徴は、ドラマチックな光、影、色彩で表現され、さらに巧みなトリミングやプリント加工で強化されています。この美しい本は、影が興味深い触覚と視覚の経験を創り上げるというサッセンの考えをコントラストの強い色彩が強めていることを見事に示しています。

ペーパーバック・ジャケットの折り返し(Paperback with flaps) 196ページ、サイズ 37.3 x 23.4 x 1.3 cm、約200点のカラー図版を収録。