Hiroshi Sugimoto: Black Box

Aperture, 2016

Hiroshi Sugimoto(杉本 博司)


写真による現代アート表現で世界的に高い評価を得ている杉本博司(1948-)。代表シリーズには、"ジオラマ"、"劇場"、"海景"などがあります。
彼は古美術にも造詣が深く、2003年より開催された「歴史の歴史」では、自らの古美術コレクションと自作とを組み合わせたインスタレーションを行っています。2015~2016年にかけては、千葉市美術館と細見美術館(京都)で「杉本博司趣味と芸術-味占郷」を開催し、自らの古今東西の名品、珍品コレクションの組み合わせから、新たなアート表現の提示に挑戦。同展開催に関連して同名の初料理本も刊行され話題になりました。

本書は、2016年の春からスペインのバルセロナとマドリッドのマフレ財団(Fundacion Mapfre)で開催されている回顧展に際して刊行。杉本のいままでの代表作とともに、彼が2006年から取り組んでいる放電現象によりフィルム上に抽象的なイメージを創り上げる「ライトニング・フィールズ」も紹介されています。
序文・エッセーはキュレーターのPhilip Larratt-Smith、作家インビューはブラジル人アーティストのIran do Espirito Santoが担当。
ハードカバー: 199ページ、サイズ 29 x 2.5 x 28.7 cm、
約66点のモノクロ図版を収録。

杉本 博司 プロフィール