William Eggleston: Portraits

Yale University Press, 2016

William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)


ウィリアム・エグルストン(1939-)は、カラー写真におけるアートの可能性を追求した先駆者として知られています。彼は、日常生活における風変わりで予想外の構図の中にも物語性を見つけ出し、それらの平凡なシーンがアートになり得ることを示しました。

本書は、この偉大な写真家のポートレート作品を中心にセレクション。彼の長いキャリアの中から、多くの人に愛されている有名作品から、未発表が多数含まれています。2016年の10月まで、英国のナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催されている展覧会に際して刊行されました。 エグルストンの詩的な写真は、地元のテネシー州の生活風景とその地で出合った人々を映し出しています。その中で、約50年以上にわたり、友人、家族、ミュージシャン、アーティスト、他人らを撮影対象にして力強くまた一貫性のあるポートレートに取り組んでいます。彼は70年代のメンフィスのクラブ・シーンを何度も訪問。そこで南部出身のアレックス・チルトンやアイク・ターナーなどのミュージシャンらに出会い、親しくなり、写真撮影を行っています。また俳優のデニス・ホッパー、キュレーターのウォルター・ホップス、作家のユードーラ・ウェルティなどを含む有名人を撮影。また一時期は、アンディー・ウォーホールのファクトリー・サークルと近い関係を持っていました。
本書にはポートレート写真の他にも、エッセー、年代表、写真家および近い家族のインタビューなどを収録。彼のヴィジュアル、作品制作のプロセスへの、新たな視点を提供してくれます。

ハードカバー: 184ページ、サイズ 28.2 x 1.8 x 28.2 cm、
約130点のカラー・モノクロ図版を収録。

ウィリアム・エグルストン プロフィール