Robert Mapplethorpe: The Archive

J Paul Getty Museum Pubns, 2016

Robert Mapplethorpe(ロバート・メイプルソープ)


写真をファイン・アートに高めたことで知られるロバート・メイプルソープ(1946-1989)。エイズでわずか42歳で亡くなった伝説の写真家です。彼はミケランジェロなどのルネッサンス彫刻に触発されて、写真を“完璧な彫刻を作る方法”ととらえ、人間の肉体フォルム探求をライフワークにしていました。また検閲とそれへの追従に対し、技術力と熟練を駆使して時には挑発的な内容の作品で挑戦してきました。
メイプルソープは、キャリアを通してスタジオ・ファイルとアート類を作品の制作時期と種類によって保存していました。そこには写真以外にも、創作の源泉となる、エッチング、ドローイング、コラージュ、絵画、彫刻、雑誌用コマーシャル・ワークのサンプル、宝石類、コレクションなども含まれています。それら全体は非常に魅力的かつ驚くべきアーカイブ資料といえるでしょう。

本書は、約400点以上におよぶ図版を駆使して、メイプルソープの知られざる作品制作の動機、関連性、商才、キュレーターやコレクターとしての才能を初期時代から紹介。また、同性愛者の男性としてメープルソープのアイデンティティへの洞察を提供しています。 エッセーは、パティ・スミスらが担当。

ハードカバー: 239ページ、サイズ24.1 x 3.3 x 30.5 cm、
カラー274点・モノクロ134点の図版を収録。

ロバート・メイプルソープ プロフィール