Factory: Andy Warhol

Phaidon Press, 2016

Stephen Shore(スティーブン・ショア)


スティーヴン・ショア(1947-)は、現代アメリカを代表する写真家の一人。70年代はじめから、消えゆくアメリカの原風景をカラー写真で表現してきました。

彼は1965~1967年にかけて、アンディ・ウォーホールの悪名高きスタジオのファクトリーの日常生活を撮影しています。当時のショアーはわずか17歳、ちょうど学校をドロップアウトした時期でした。彼はファクトリーに出入りする、ミュージシャン、俳優、アーティスト、作家など次々とスナップ。それらは、アンディ・ウォーホールはもちろん、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リード、ニコ、イーディ・セジウィック、アレン・ギンズバーグ、ヨーコ・オノなどです。
ショアは"ウォーホールとの出会いと彼の観察を通して、私はファクトリー時代の最後には、アーティストの機能を違ったように考えるようになりました。自分が何を行っているかをより意識するようになった"と語っています。その後すぐに、ショアーはかつてウォーホールが版画のシルクスクリーンを取り入れたように、当時はファッションや広告でしか使われなかったカラー写真での作品制作に挑戦していきます。 ショアのファクトリー時代の写真集には"The Velvet Years"(1995年刊)があります。

本書はこの時代の写真を新たな視点から編集したものです。非常に珍しい写真や数多くの未発表作が含まれます。エッセーは作家のリン・ティルマン(Lynne Tillman)が担当。ファクトリーに出入りしていた多数の著名人のインタビューも収録されています。20世紀アート界の伝説としてウォーホールのファクトリーは多くが語られてきました。本書では、その日常がインサイダーだったショアの親しみやすいヴィジュアルで体験できます。

ハードカバー: 176ページ、サイズ 26.7 x 2.2 x 36.2 cm、
約175点の図版を収録。

スティーブン・ショア プロフィール