Francesca Woodman

Phaidon Press; Reprint版, 2016

Francesca Woodman(フランチェスカ・ウッドマン)


フランチェスカ・ウッドマン(1958-1981)はコロラド州デンバー出身。1972年、13歳の時に自宅ソファーの端に座る自分自身を写真撮影。その後、約9年間に渡り約800点の作品を制作しています。多くは自分自身やモデルの肉体フォルムを探求した、シュールな雰囲気を持つセルフ・ポートレートやヌードでした。1975年にロード・アイランド・スクール・オブ・デザインに入学。1979年に写真家のキャリアを目指してニューヨークに移り住みますが、しだい精神を病み1981年22歳で自ら命を絶ちます。その後、彼女の作家性の再評価が進み、2011~2012年にかけてサンランシスコ美術館とグッゲンハイム美術館で回顧展が開催されました。

本書は、2006年刊行のウッドマンのキャリアを初めて包括的に振り返る写真集のパーパーバックによる普及版。代表作、未発表作を含む約250点の図版を紹介しています。美術史家クリス・タウンゼンド(Chris Townsend)の調査に基づいたレビューでは、ウッドマン写真への、ゴシック文学、シュールリアリズム、フェミニスト、ポスト・ミニマリスト・アートからの影響を探求。同時にシンディー・シャーマンやリチャード・プリンスとの関係を分析し、彼女の70年代以降の戦後アメリカ写真史での重要性を指摘しています。また父親ジョージ・ウッドマン(George Woodman)が編集、キュレーションを行った写真家のパーソナルな日記、死の直前に出版された写真集"Some Disordered Interior Geometries"の複写図版も収録されています。

ペーパーバック: 256ページ、サイズ 25.1 x 2.5 x 29.2 cm、
多数の図版を収録。