New York in Photobooks

Rm Verlag, 2017

Horacio Fernandez(編集)


フォトブックがアート写真のコレクターズ・アイテムとして広く認識され、いままでに年代別、国、地域別などにセレクションされた様々なフォトブック・ガイドが出版されてきました。最近はマグナム所属の写真家のフォトブック・ガイドも登場しています。

本書は、米国の大都市ニューヨークがテーマに絞られたフォトブック・ガイドです。1931年刊の"Empire State/ A History" から、9/11テロをドキュメントした2002年刊の"Here Is New York/ A Democracy of Photography"まで48冊を収録。コレクターに人気の高い、ベレニス・アボット"Changing New York"(1939)、ウィージー"Naked City"(1945)、ウィリアム・クライン"Life is Good & Good foy You in New York"(1956)、ヘレン・レビット "A Way of Seeing"(1965)、ウォーカー・エバンス "Many Are Called"(1966)、アンドレ・ケルテス"Of New York"(1976) 、ブルース・デビットソン"Subway"(1986)、ケン・シュレス"Invisible City "(1988)などが紹介されています。日本人写真家も、森山大道、荒木経惟、北島敬三、中村ノブオのフォトブックが含まれます。彼らによって、20世紀を形作った大都市ニューヨークが持つ、文化、社会、経済など複数の視点が発見されています。編集はフォトブック史専門家のオラシオ・フェルナンデス(Horacio Fernandez)が担当。フォトブックのコレクターには、資料として必携のガイドです。

ペーパーバック: 237ページ、サイズ 16.5 x 1.8 x 23.9 cm、
多数の図版を収録。