Stephen Shore:
Selected Works, 1973-1981

Aperture, 2017

Stephen Shore(スティーブン・ショア)


スティーヴン・ショア(1947-)は、ニューカラーを代表する写真家です。彼は1972年頃から、カラーによる写真作品に取り組みます。 当時のファインアート写真はモノクロ中心で、カラーは広告やファッション写真のものだと考えられていました。1973年から1979年のあいだ大規模な北米旅行を敢行。米国におけるフロンティアの残り香が残る風景を8X10のビューカメラでシャープ・フォーカスで撮影したシリーズを制作します。1976年にはニューヨーク近代美術館で個展を開催、1982年には写真集"Uncommon Places"(Aperture刊、2004年に完全版が発売)を出版しました。現代アート写真のアンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートなどに影響を与えたことでも知られています。

一方、"Uncommon Places"シリーズの全貌はいまだに完全には探求されていませんでした。ショアは、過去5年間に渡り1973~1981年に撮影された数百ものネガティブを見直してスキャニングしてきました。
本書では版元のアパチャ―(Aperture)が、世界的に活躍している15名の写真家、キュレーター、作家、文化人らを出版企画に招待。これらの隠されていた貴重な写真群から一人10イメージを選んでもらいました。それぞれのセレクションは、なぜ本シリーズがいまでも人々を魅了し、どのように若い世代の写真家や表現に影響を与えているかを語るとともに、ショアー独自のアメリカのヴィジョンに新しい洞察を示しています。イメージ・セレクションとテキストは以下の人たちによるものです。
ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)、クェンティン・バジャック(Quentin Bajac)、デビッド・カンパニー(David Campany)、ポール・グラハム(Paul Graham)、グイード・グイーディ(Guido Guidi)、ホンマ・タカシ(Takashi Homma)、アンーマイ・リー(An-My Lee)、マイケル・レジー(Michael Lesy)、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)、フランシーン・プローズ(Francine Prose)、エド・ルシェ(Ed Ruscha)、ブリット・サルベセン(Britt Salvesen)、タイヤン・サイモン (Taryn Simon)、トーマス・シュトゥールート (Thomas Struth) 、リン・ティルマン(Lynne Tillman)

ハードカバー: 328ページ、サイズ 31.1 x 2.5 x 38.7 cm、
約150点の図版を収録。

スティーブン・ショア プロフィール