Feast for the Eyes: The Story of Food in Photography

Aperture, 2017

Susan Bright(著)


食べ物は、生きるための栄養摂取からおいしい食事まで、私たちの感覚を呼びさまし、また仕事やプライベートな生活に影響を与えます。それは時に、政治的、宗教的、意欲的、商業的、創造的、記号的、国や地域的でもあります。食べ物は、その複雑なフォルム、意味、そして時に手作りされることから、写真の歴史において非常にポピュラーな被写体でした。フード写真と被写体としての食べ物は近年になって脚光を浴びることになります。

本書はそのようなフード写真の豊饒な歴史を初めて本格的に紹介するものです。 ファインアート分野だけでなく、フォトジャーナリズム、広告写真、科学的な写真までを網羅しています。
著者は、"Art Photography Now (Aperture, 2005年刊)"や"Face of Fashion (Aperture, 2007年刊)"の著者でキュレーターのスーザン・ブライト(Susan Bright)。収録写真とともに、彼女の紹介文と解説は、この素晴らしい被写体への洞察を与えてくれるとともに知的好奇心を刺激してくれます。また写真史の中でのフード写真の進歩の過程を垣間見せてくれます。
紹介されている写真家は、ロジャー・フェントン、ニコラス・マレー、エドワード・ウェストン、アーヴィング・ペン、スティーブン・ショアー、ローラ・レティンスキー、ヴォルフガング・ティルマンス、マーティン・パー、荒木経惟などです。表紙のカラー写真はヴォーグ誌に掲載されたアーヴィング・ペンによる"Salad Ingredients,1947"です。

ハードカバー: 319ページ、サイズ 24.9 x 3 x 29.2 cm、
約250点のカラー・モノクロ図版を収録。