Tenancy: Between the River and the Sea The Nehalem Spit, The Coast of Oregon

Fraenkel Gallery, 2017

Robert Adams(ロバート・アダムス)


ロバート・アダムス(1937-)は、都市化により環境が激変する米国西部シーンを長年に渡り撮影している写真家です。1975年にジョージ・イーストマンハウスで行われた“ニュー・トポグラフィックス・人が変えた風景”展に選出され注目されました。いままでに約60冊以上のフォトブックを発表。代表作には"The New West"などがあります。2009年にはハッセルブラッド国際写真賞を受賞しています。
アダムスは、2013~2015年にかけて米国オレゴン州のネハレム・ベイ州立公園 (Nehalem Bay State Park)で撮影を行います。作品テーマは、本来は人の所有物ではない自然環境です。作品タイトルは「本来はその他に帰属するが、一時的に借用している」というアイデアから思いついたとのこと。彼はこの最新作で、米国のノースウェスタン海岸における環境劣化と天災、また差し迫った明確な脅威について言及。ビーチで倒された大きな木の切り株、北部オレゴンで消え去ったと考えられていた絶滅寸前の鳥たちを保護していた光輝く海岸線の広がりなどが捉えられています。写真家本人によるショート・テキストも収録されています。

ハードカバー: 112ページ、サイズ 25.4 x 2 x 30.5 cm、モノクロ約43点を収録。

ロバート・アダムス プロフィール