■Artist's Story■
エドワード・スタイケン |
STEICHEN, Edward
1879-1973 |
|
彼は1879年ルクセンブルグ生まれ、1881年に家族とともに米国に移民しています。アートを勉強した後、15歳のときにミルウォーキーの印刷会社のデザイナー見習いとなります。1895年頃に最初の写真を撮影、その後印刷のデザインモデルとして写真を撮るようになりますが、次第に自己表現の手段として 取り組むようになります。彼の初期の写真は絵画的で非常にソフトフォーカスな作品でした。 1899年に初めて写真が展示され、1900年にはロンドンで開催された「アメリカ写真界新傾向展」に出品します。数年のうちに彼は欧米の
主要なピクトリアリズム写真作家
と認められるようになります。 1923年にヴォーグ誌などを発行しているコンデ・ナスト社のチーフフォトグラファーになり、 アート性を持った斬新なファッション写真のスタイルを確立します。 彼の作品は1923〜1938年まで定期的にヴォーグ誌やヴァニティー・フェアー誌に掲載されました。1938年以後しばらく写真から遠ざかりますが、第2次世界大戦では海軍大佐 として航空写真の指導にあたります。 大戦後の1947年にニューヨーク近代美術館の写真部長に就任し、同館の写真部門の基礎を作るとともに、数多くの展覧会を 企画しアート写真の普及に貢献しました。1955年に世界各国の写真からセレクションした写真展「ザ・ファミリー・オブ・マン」展を 企画し、全世界に感動を与えています。 アート写真市場での作品の人気は高く、オークションでは頻繁に取引されています。 初期のオリジナルプリントは希少性が高く非常に高価です。1999年には“In
Memoriam, 1904”が$399,340.(@125,\49,917,500.)で落札されています。 2006年2月14日のササビーズ・ニューヨークで開催された アート・フォト・オークションで彼の1904年の作品"The Pond-Moonlight"が予想落札価格の約3倍となる$2,928,000.(@120、約351,360,000円)で落札されました。
これはオークション開催時においての1枚の写真の最高金額でした。 |