■Artist's Story■
ロバート・フランク |
FRANK, Robert
1924- |
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1955年から1956年にかけて外国人としては初めてグッゲンハイム財団の奨学金を得て、アメリカ各地を約30州を旅行し、フィルム767本を使用し市民の現実の生活を撮影しています。
撮影イメージは約27,000点、ワークプリントは約1000枚プリントされ、フランクはその編集、セレクション、配列に約1年間かけています。
その中から83作品が写真集にまとめられ、1958年の5月15日にフランスのRobert Delpire社から"Les Americains"として刊行されます。
これは社会学的探求の色合いが強いもので、フランクの写真は対面ページのテキストのさし絵的な扱いでした。1959年の米国Grove press版は、収録写真83点は同じですがフランス版とは別物。テキスト部分は全て取り除かれジャック・ケルアックの序文のみとなり、写真の左側対面ページは撮影場所を表示したキャプションのみが表示されます。
これは、ウォーカー・エバンスの"American Photographs"のレイアウトを意識したといわれています。
("The Americans"は2008年に改訂版が出版されています。 )
“アメリカ人”発表後は主に16ミリ映画の製作に専念しています。1972年には写真集第2作目“私の手の詩”を日米で出版。この本は1989年に新版("Lines of My Hand")として再版されています。その後1987年に写真集“ニューヨークからノバスコシア”が刊行されています。 映画製作の合間にポラロイドカメラでモノクロ写真の撮影を行なっており、1980年代後半からファッション写真の撮影をポラロイドで行ない、
Alberto Asperiのカタログ、コムデ・ギャルソンの雑誌“SIX”、 ロメオ・ジリなどを手掛けています。 |