■Artist's Story■
リー・フリードランダー
FRIEDLANDER, Lee
1934-




"Dressing Up: Fashion Week NYC"


"JFK:A Photographic Memoir "


"The Nudes:
A Second Look"


"Lee Friedlander:
Mannequin"


"In the Picture: Self-Portraits, 1958-2011"


"The New Cars
1964 "


"Recent Western Landscape 2008-09"


"America by Car"


"Photographs Frederick Law Olmsted Landscapes"


Cherry Blossom Time in Japan: The Complete Works


Lee Friedlander
Self Portrait


Lee Friedlander


Sticks and Stones


Family


The Little Screens


Kitaj

 


リー・フリードランダーは1934年ワシントン州、アバディーン生まれ、1948年、 14歳で写真撮影を開始しています。ロサンゼルス・アートセンターで写真を学 んだ後、1956年にニューヨークに移り住みフリーの写真家のキャリアを開始しています。 ウォーカー・エバンスロバート・フランクの写真に影響を受けたと言われています。

当初の主要テーマはニューオリンズのジャズ・ミュージシャンのポートレート でした。1960年代からは都市と人間の何気ない光景にまなざしを向ける、 社会的風景をテーマにするアーティストとして活躍するようになります。ロバート・ フランク後の米国ドキュメンタリー写真新世代の中心人物です。

1963年にイーストマン・ハウスで初個展を開催、1966年イーストマン・ハウスで開催された 『コンテンポラリー・フォトグラファーズ』展に11点が選出されています。 1967年にニュヨーク近代美術館で開催されたジョン・シャーカフスキー企画の 『ニュー・ドキュメンツ』展にはゲイリー・ウィノグランドダイアン・アーバスとともに選出されています。

何気ない日常風景の中で特に鏡、ショーウィンドー、窓ガラスに写し出されたイメージを好んでスナップショット的に撮影しています。 これらの作品を通して、アメリカ文化の現実を表現するとともに、写真を見る行為は現実ではなく、 写真家が解釈したパーソナルな世界を見ることだと主張しています。彼の手にかかると、ありふれたアメリカの日常風景が 写真の2次元の洗練された美しい世界に再構築されます。 日常をパーソナルな視点からとらえた作品は その後の現代写真の展開に大きな影響を与えています。"アメリカの社会的風景"への視点を中心テーマに、 セルフ・ポートレート、ポートレート、風景、静物、ヌードなど多彩なテーマに取り組んでいる多作な作家です。 自身の内面も表現の対象とし、1960年代以来自画像を撮影した 『セルフ・ポートレート』シリーズは代表作品のひとつです。

写真集では『セルフポートレート(1970)』、米国各地の記念碑、記念建造物を撮影した 『アメリカン・モニュメント(1976)』、『フォトグラフス(1978)』などが有名です。
現在でも精力的に作品を写真集やギャラリーで発表し続けています。

またフリードランダーはE.J.ベロックの1910年代ニューオリンズの赤線地帯で撮影された 女性ポートレートのガラス乾版作品を発見したことでも知られています。彼の発見によりベロックは今では20世紀初頭の重要作家と 評価されています。

2005年には彼の長年の実績が世界的に評価されます。2005年度ハッセルブラッド国際写真賞を受賞するとともに、 ニューヨーク近代美術館で約500点の作品を展示した本格的回顧展 『フリードランダー』が開催されています。


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