2024-8-10

石内都「Step Through Time」
> 大川美術館

石内 都(いしうち みやこ)は群馬県生まれ。独学で写真を撮り始めました。1979年"APERTMENT"で木村伊兵衛写真賞を受賞。以降も自身と同じ1947年生まれの女性たち50人を被写体とした「1·9·4·7」(1994)、母親の遺品を撮影した「Mother’s」(2003)、群馬県桐生市の銘仙などを写した「絹の夢」(2012)、背守りと百徳着物がテーマの「幼き衣へ」(2013)等を発表しています。また2007年からは広島平和記念資料館が所蔵し今も毎年寄せられる被爆者の遺品を継続的に撮影。作品は海外でも評価され、2014年には写真界のノーベル賞ともいわれるハッセルブラッド国際写真賞をアジア人女性として初めて受賞しました。作品は、横浜美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、J・ポール・ゲティ美術館、テート・モダンなどに収蔵されています。

本展は生地でもあり、2018年以降拠点としている桐生で開催される個展です。「ひろしま」などの代表的シリーズ、桐生の街をとらえた新作シリーズなどからの作品が展示されます。

  • 会期・時間:
    8月10日(土)~12月15日(日)
    10:00~17:00 入館は16:30まで
  • 休館日:
    月曜日、ただし8月12日、9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館、
    8月13日(火)、9月17日(火)、24日(火)、11月5日(火)は休館
  • 観覧料:
    一般1,000円、高大生600円、小中生300円
Willy Ronis