Helmut Newton – Fact & Fiction

> The Marta Ortega Pérez (MOP) Foundation

ヘルムート・ニュートン(1920-2004)は、ヴォーグ誌をはじめとする数々の国際版で、フィルム・ノワールのファム・ファタール、SM、フェティッシュ、シュルレアリスムの要素を取り入れた挑発的で官能的な作品で知られる写真家です。
彼の大規模展覧会が、インディテックス（ZARAの親会社）の非常勤会長であるマルタ・オルテガ・ペレス財団の主催により、スペインのア・コルーニャにあるマルタ・オルテガ・ペレス財団（MOP）で開催されています。2003年にアーティストが設立したヘルムート・ニュートン財団が協力し、フィリップ・ガーナー、マティアス・ハーダー、ティム・ジェフリーズがキュレーションを担当しています。同財団主催の展覧会は、2021年のピーター・リンドバーグ、2022年のスティーブン・マイゼルに続く3回目となります。

同展は、ニュートンの遺産と彼の個人的な物語に焦点を当てることを目的としています。アンディ・ウォーホル、デヴィッド・ボウイ、マーガレット・サッチャー、シャーロット・ランプリング、エルサ・ペレッティ、ダリル・ハンナ、ジェリー・ホール、ナオミ・キャンベル、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルドのポートレートや、彼の代表作「ビッグ・ヌード」シリーズが展示されます。またニュートンの仕事や会話を映したビデオ、幼少期の個人的な画像、カメラや機材、ポスター、その他の思い出の品などが点在して展示。もちろん、写真家と頻繁にコラボレートしていたモデルで女優の妻、ジューン・ニュートンの資料も展示されています。

• 24年5月1日まで。その他の詳細は公式ページをご確認ください。