Found, Not Lost

Gost Books, 2021

Elliott Erwitt(エリオット・アーウィット)


エリオット・アーウィット(1928-)は、パリ出身のマグナム所属の写真家です。1939年にアメリカに移住し、1949年より写真家として活動を開始。 フォト・ジャーナリスト出身ですが、彼の関心はパーソナルな視点でとらえられた日常風景でした。彼はカメラのシャッター・チャンス、フレーミング、アングルなどを駆使して人間味あふれるユーモラスな写真世界を作りあげることに定評があります。記録性重視のドキュメンタリー系写真に作家性を持ちこんだ写真家として高く評価されています。アーウィットは、「90代になって、自分の作品が今までとは違って見えるようになった....」と語っています。

「Found, Not Lost」は、アーウィットがキャリア初期に撮影した写真を再訪することがきっかけで生まれました。最初に撮影したときには見えなかった意味を、再発見してあらたに提示する機会となりました。アーウィットは、ユーモアや皮肉、そして不条理さを感じさせる大胆な表現を得意にしています。今回セレクションされた写真は、より静かで、より繊細で、アーウィットが自分の目に自信を持ち始めたことを示しています。これらの写真を選ぶことで、彼は若い頃に自分が世界をどのように見ていたかを検証し、その視点に挑戦を始めたのです。
本書には、アーウィットの170点を超える未公開写真が初めて紹介されています。収録写真は、60年以上にわたるアーウィットの多作なキャリアの中で、仕事の合間や休憩時間に撮影されたものです。すべての作品をアーウィット自身が選び、編集し、配列しています。

ハードカバー ‏ : ‎ 242ページ、サイズ‎ 22.35 x 2.79 x 29.72 cm、
約171点のモノクロ図版を収録。

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エリオット・アーウィット プロフィール