Gordon Parks: Segregation Story

Steidl, 2022

Gordon Parks(ゴードン・パークス)


1956年夏、ライフ誌はゴードン・パークス(1912–2006)をアラバマ州に派遣し、ジム・クロウ法の下で暮らす南部の農村地帯のアフリカ系アメリカ人の日常を記録させました。
この仕事で撮影されたカラー写真は、パークスにとって最も力強いイメージとなり、以来数十年にわたり、アメリカの人種問題を象徴する表現となっています。撮影者の身の危険を顧みず追求されたプロジェクトは、カメラを社会変革の武器にしようとするパークスの長いキャリアの中で、重要な仕事となったのです。
パークスの写真26点は、1956年9月24日号のライフ誌のフォトエッセー“The Restraints: Open and Hidden.”の一部として発表されます。雑誌掲載後、パークスの写真の大部分は紛失したと考えられていました。しかし彼の死から5年後の2011年、ゴードン・パークス財団は、このシリーズの一部の200枚以上のカラー・スライドを発見しました。このシリーズは、2014年にシュタイデル社から書籍として初出版されます。しかし、その後も本シリーズからの新たな写真が発掘され続けました。

本書は、アメリカ人種問題を描いたパークスの代表作に約30点の未発表写真とテキストを収録した増補版です。本人が撮影したカラー・スライドから再現された写真作品、パークス自身が写真に書き込んだ現像指示書も新たに発見されました。またパークスとサミュエル・F・イェットの共著のキャプション、美術史家である故モーリス・ベルガー、ジャーナリストで公民権運動家のシャーレン・ハンターゴーの既刊収録のテキスト、アーティストのダウド・ベイによる新エッセイも収録しています。

ハードカバー ‏: ‎208ページ、サイズ‎ 25.65 x 2.03 x 29.46 cm、約120点の図版を収録。

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