Wolfgang Tillmans: Conor Donlon

Walther Konig, 2016

Wolfgang Tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス)


ヴォルフガンク・ティルマンス(1968-)は、現代欧州で最も高く評価されているドイツ出身のアーティストです。90年代前半から、身の回りの何気ない人物、洋服、モノ、風景などのスナップ的作品を発表して若者世代からの絶大な支持を得ます。その後、自己を問い詰めながら、抽象作品などで写真表現の様々な可能性の探求を行ってきました。

ティルマンスは、長年撮影している一人の友人に絞ったポートレート・フォトブック制作の可能性を考えてきました。そこで被写体として選ばれたのが、かつては彼の撮影アシスタント、友人でコラボレーター、2008年に独立系書店"ドンロン・ブックス"を開設したコナー・ドンロンでした。ティルマンズは、ドンロンのポートレートを通して2000年代初頭から駆け抜けてきた約15年にわたる人生を年代順に振り返っています。そこには、ドンロンのライフスタイル、二人の友情、今はなきイースト・ロンドンのストリートシーン、アートシーンやナイトライフなどが表現されています。また時間経過の中、ドンロンの外見やファッション・スタイルの変化などを通して、様々な時代の様相が立ち現れます。
新聞The Guardianの文化編集者のAlex Needhamが序文を担当し、アシスタント時代からの二人の関係を紹介しています。

ペーパーバック: 192ページ、サイズ16 x 1.3 x 23.9 cm、
約185点のカラー図版を収録。

ヴォルフガンク・ティルマンス プロフィール